【超マニアック】GoogleAnalyticsのセグメント条件の「含む」を除外と「含まない」を含む
Google Analytics上でのセグメント条件のほんとにほんとに細かい話
「含む」を除外と「含まない」を含むってそもそもどこの話?
この2つのことです。
上の画像が「含む」を除外、下の画像が「含まない」を含むの条件です。
数学っぽく考えるのであれば、「含む」を除外することと、「含まない」を含むことは同じ意味の文脈になります。
しかし、論理と集合の文脈の話ではなく、ここではGAの仕様の話なので分けて考えねばなりません。
上記画像のように考えると少しわかりやすくなるかもしれません。
集合の考え方ならば同じ定義になりそうですが、GAでの考え方では、URLだったりの条件を前提に考えていきます。
では、なぜ違うのか?なにが違うのか?
例えば下記のような2つのセッションがあったとします。
A:「/aaa/」>離脱
B:「/aaa/」>TOPページ>離脱
この2つで両方除外されるのが、「含む」を除外している時
Aのみ該当するのが「含まない」を含むの時
ここまでで分かった方もいらっしゃると思いますが、セグメントにおける「含まない」という条件は、”その条件を含まない”ではなく、その条件を含まないすべてという条件なのです。
上記集合図の中では、「含まない」条件とは濃い青色の部分を含む条件というわけなのですよ。
セグメントを作成する際はこのような、色々な注意点があります。
本当にあっているのかなっていうことを考えながら分析を進めていきましょう!
今回はここまでにします。
ご精読ありがとうございました。